Chrome Extension - GitHub をより便利にしてくれる『ZenHub』の使い方
Github 上で OSS 開発してる方は必見です♪
『ZenHub』という Chrome Extension が, しばらく見ない間にめちゃくちゃ便利かつ安定しちゃってたので紹介したいと思います.
昔ベータ版のときに使ったことがあるんですがまだまだ不安定だったので無効にしてました, ごめんなさい...
『ZenHub』とは?
ZenHub とは, Github を拡張してタスクボードを追加してくれるサービスです.
タスクボードは, issue の内容と連動しているので issue をカンバンのように管理することができます.
Github の issue と Trello で二重管理してるた方などは一本化できて便利ですよ♪
『ZenHub』の導入方法
公式サイト からインストールできます.
今のところ Chrome と Firefox それぞれで対応しているみたいです.
『ZenHub』の使い方
ZenHub をインストールすると GitHub に様々な機能が追加されます.
メインの機能を抜粋して使い方を紹介したいと思います.
Board
ボードの使い方です. メインの機能ですね.
ZenHub インストール後に, なんでも良いので GitHub のプロジェクトを開くとタブに Board
, Burndown
というのが追加されています.
Board
をクリックするといきなり, カンバンに合わせたタスクボードが表示されます.
ちなみにこちらが phina.js のボードです.
それぞれの Pipeline は下記の意味を持ちます.
- New Issues ... 新しく追加されたまだどこにも属さない Issue
- Backlog ... 未着手, まだやるかどうか検討中の Issue
- To Do ... やるべき Issue
- In Progress ... 着手中の Issue
- Done ... 対応完了した Issue
プロジェクトによっては, リストの増減があったり若干意味が異なったりすることがあると思いますが大抵この流れで左から右に Issue を動かしていく形で使います.
Switch Repository
リポジトリを簡単に切り替えることができる機能です.
デフォルトの GitHub だとリポジトリを切り替えるには, トップページもしくは自分のユーザーページに遷移後, リポジトリを検索して選択といった形で切り替えていたかと思います.
ZenHub をインストールすると, 手軽にリポジトリを切り替えることができます.
リポジトリ名の右側にプルダウンボタンが出現しているのがわかるかと思います.
それをクリックすると自分のリポジトリ一覧が表示され, 遷移したいリポジトリを選択するだけです.
Burndown
一般的なバーンダウンチャートのように, マイルストーンを設定後, グラフで進捗を時系列で表示してくれる機能です.
まず, Burndown を選択して Milestone を作成します.
次に Milestone に issue を登録します.
issue の右側から Milestone を選択することができます.
実際はラベルと付与しているだけみたいです.
ちなみにストーリーポイントも設定できます!
すると burndown のグラフに反映されます. ちゃんと経過時間に合わせて進捗がグラフ化されるので, スケジュールの遅延などを視覚的に把握することができます!
Drag and Drop Files
ZenHub を入れると issue のコメント欄の右側にファイルの Drag 画像が表示されるのが分かるかと思います.
その画像の通り, ファイルの Drag & Drop によるアップロードに対応してくれます.
『ZenHub』のリスク
おそらく, GitHub の実装を解析して拡張している為, GitHub の実装が変われば動かなくなる可能性があります. そうなっても, すぐに対応してくれるとは思いますが切り替わりタイミングはどうしても何かしら問題は起きると思います.
それを許容できるプロジェクトかどうかってのを考慮した上で導入してください.
個人的には, それが気にならないぐらい便利なのでがっつり導入してます♪